雨のゴルフは嫌なものだが、強風下のゴルフよりは楽というゴルファーは多いでしょう。
濡れるのを除けば、グリーンが濡れてボールが止まりやすくなるなどメリットもあります。
とはいえ、雨に影響して飛距離をロスするというもの事実です。
今回は、雨による飛距離ロスの原因として4ケースに対する対策を紹介していきます。
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1.地面が雨で濡れているため
もちろん雨には質量があるので、ボールが当たれば飛距離が落ちるのは当然ですが、それ以外の飛距離が落ちる最も大きな要因は、地面が濡れているのでランが出ないことです。
特にドローヒッターの方はランでの飛距離が期待できないため影響が大きいです。
グリーンを狙う2打目、3打目ではボールが止まりやすくなりますが、ティーショットではランを期待せずに、キャリーで飛ばす意識が大事なポイントになります。
2.クラブが雨で濡れているため
アマチュアゴルファーはあまり意識していないポイントになりますが、クラブとボールの間に水が入り込むと飛距離に大きく影響します。
ドライバーの場合は、バックスピン量が減ってボールが上がりにくくなり飛距離が落ちます。
アイアンの場合は、フライヤーと同じで、ボールとフェイスの間に水が入り込むと、バックスピン量が極端に減り、予想以上にボールが飛んでしまうことがあります。
クラブが濡れることで色々な影響がでますので、ショット前にはクラブフェイスを拭いておくのが雨ゴルフの常識といえるでしょう。
3.雨具による影響
スイングはとても繊細なので、上着を一枚着ただけでもタイミングやリズムに影響するものです。
特に途中から雨具を着たりする場合は、今まで通りのスイングが出来ない理由にもなりうるので、注意が必要となります。
4.雨による心理的影響
風の場合も同じですが、晴天時の何もない状況に比べて、雨、風など余分なものに注意をしなければなりません。
この状況がスイングリズムに影響して、いつもより打ち急いだり、余分な力が入ることでミスショットが出てしまうこともあります。
雨のゴルフは気持ち的にナイーブになりやすいですが、ボールが止まりやすいなど、プラスの面を見つけて、いつも通りのゴルフができる心理状態に持っていくことが大叩きしない一番のコツかもしれません。