タイガーウッズがスイング改造に取り組んで話題になっているスタック&ティルト打法。
「飛距離が出て曲がらない!」をうたい文句に話題になっていますが、実際はどうなのでしょう?
スタック&ティルト打法といっても、選手によって多少違いがあるようです。一般的なスイングとはアドレスから始まりフィニッシュまで意識的に考えを変える必要があります。
今回はスタック&ティルト打法について、スイング方法を解析していきます。また、私も練習場でスタック&ティルト打法を試してみました。私なりの感想も紹介していきます。
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1.アドレスの方法
- 肩が腰の左側に乗るイメージで構える
- 左足に60%、右足に40%の体重配分にする
- スタンスは若干狭くする
2.テイクバックの方法
- 背骨の傾きに対して直角に 肩を 回転させる
- トップでは 体重を左足に乗せる(右足にはあまり体重を乗せない)
- 右足を伸ばし、左足を曲げる
- 背骨を ターゲットの方に少し傾ける
3.ダウンスイングの方法
- 腰を前にスライドさせて、背骨を右に傾ける
- 頭を動かさないようにする
- 立ち上がるようにし、腰を回転させる
- インパクトでは 肩をスクウェアーにする
4.フィニッシュの方法
- 腰をさらにスライドさせて 背骨を伸ばす
- 体重を 左足に移動させる
- フィニッシュに向けて 腕をターゲットの方に伸ばす
まとめ
一般的に、スタック&ティルト打法は、それまでのゴルフの常識では正しい動きだとは考えられなかったようなことを良しとしている点でユニークな理論と言えます。
その理論のベースになる考え方は、ボールを芯で捕らえることが最も重要という考え方です。
そのためには クラブがいつも同じポイントに落ちてくるようなスイングが出来なければならないと言う発想です。
始めはとても違和感を感じますが、プロの選手だけでなく、アマチュアゴルファーにも注目されており、現在までに多くの選手が取り入れているゴルフスイング理論ということて試してみる価値は十分にあるでしょう。
スタック&ティルト打法を試してみた
私もスタック&ティルト打法を練習場で試してみましたが、確かに飛距離、方向性共に向上しました。体重移動意識しなくても飛距離がでることを実感できます。
一番驚いたのが、体重移動を意識しないと、「まったくダフリません!」
また、とにかくミート率が良いので、結果アプローチの精度向上にもつながると思います。
ただ、ドライバーは通常のスイングに比べ、高さがでずに低い弾道の球になりました。慣れれば問題ないかもしれませんが、ある程度のヘッドスピードが必要なのかもしれません。
とにかく、一度スタック&ティルト打法を試してみる価値はあると思います。