アドレスをする時に、アマチュアゴルファーの8割は目標ラインより右向きに構えているといわれています。
スクエアなアドレスとは、両足、両肩を結んだ線が飛球線方向に平行になるべきですが、目標を見ながらスタンスをとると、ボールではなく、自分と目標を結んだ線が飛球線に思えてしまい、体のラインは右を向いてしまいます。
これでは、どんなに良いスイングをしても、イメージ通りのボールは打てません。
仮にナイスショットが出ても、無意識のうちにフックボールを打っていることになります。
こんなことを繰り返していると、間違ったスイングが身につき、上達は望めません。
といはいえ、実際のコースでは、プロでもスクエアに立つのは難しいとされています。
練習場ならマットがあるので、スタンスの向きが狂うことはほとんどありませんが、コースではマットのような目印がないので正しいアドレスがとりにくい状況にあります。
では、コースでスクエアに構えるためには、どのような手順でアドレスすればよいのでしょうか?
今回はゴルフにおける正しいアドレスの取り方について紹介します。
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アドレスのセットアップ手順
以下の5つの覚えて、毎球打つごとにセットアップのルーティンにしましょう。
- ボール後方に立ち、目標方向を向く;
- ボールの先30センチくらいに目印を見つける(ディボット跡や枯葉など)
- 目印とボールを結んだ線を見ながらスタンスの位置に移動する。
- 目印とボールを結んだ線と垂直になるようクラブをセットする。
- 両足を広げ、両肩、両膝が目印とボールを結んだ線と平行になるようアドレスする。
注意が必要なよくあるミス
この方法で正しく構えられても、ワッグルをしながら少しずつスタンスを右向きに調整してしまう人が多いです。
特に構えてから目標方向を見ると、違和感を感じてスタンスを調整してしまうことが多いので、正しくアドレスしたら、目標方向は見ずに、アドレスを信じてスイングしましょう。