ティーショットの多くはドライバーで打ちますが、第1打目となるドライバーショットが安定しないと、第2打目を林の中やラフなどの難しいライから打つことになり、連鎖的にスコアは悪くなります。
逆に言えば、ドライバーショットが安定してフェアウェイに打てれば、ある程度スイングが安定している中級者以上の方であれば、第2打目でグリーン付近まで打つことは難しくないので、安定してパーやボギーで回ることができ、大トラブルは自然にさけられるでしょう。
それほど第1打目というのは全てのショットの中で大事だと私は思っています。
ただし、ドライバーショットというのは、安定性より飛距離を求めてしまうのでゴルファーの性であるのも事実です。
今回はスコアメイクの鍵とも言える、ドライバーショットを安定して打つ3つの方法を説明していきます。
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アドレスを正しくとる
ドライバーショットを安定させる1つ目の方法は、基本アドレス習得です。アドレスなんて出来ている...という声も聞こえてきますが、250ヤード以上飛ぶドライバーのアドレスは、少しの誤差が大きなミスに直結します。
当たり前の話ですが、アドレスをしたら、スタンスの向きやスタンスの幅、グリップ、そして膝、腰、肩のラインをチェックし、この時点で誤差があるようでしたら修正が必要です。
これは全てのショットに共通して言えることですが、一番長いクラブで飛距離がでるドライバーでは、他のクラブ以上に念入りにチェックすることが必要です。
アイアンのスイングをベースにする
2つ目の方法は、ミドルアイアンを使ったスイングをベースにすることです。
5番~7番アイアンでスイングするときと同じようにスイングしてドライバーを打てるようにする必要があります。
ボールの位置やスタンス幅などは違いますが、スイングのリズムはアイアンと同じにすることが安定した球を打つには必要不可欠です。
ドライバーはドライバーの打ち方と、アイアンとは別に考える方法もありますが、全てのショットは安定させる意味では、あまり良い考え方だとは思いません。
一番良く使用するミドルアイアンをベースにドライバーや全スイングを構築することが、安定性の高いスイングを目指す上で近道になります。
フルスイングしない
最後の3つ目は、ドライバーショットは7割~8割程度の力で打つよう心掛けることです。
練習場では安定してるのに、コースではダメ...という人は、ほとんどがフルスイングして力みすぎているか、打ち急いでスイングリズムが早くなっていることでミスショットになっています。
これは経験値にもよりますが、普段の練習場でドライバーを打つときから、7割~8割程度で打つ練習をすることが大事です。ドライバーショットを7割~8割で打つことで、スイングの各部分とテンポ、リズムを確認することができます。